『ちょっとシャケをとって頂けませんか?』#1(山梨県)


『ちょっとシャケをとって頂けませんか?』

HELPUSHプロジェクト 車イスヒッチハイクが始まり、

山梨県へ無事に到着しビジネスホテルに泊まり、朝を迎えました。

その朝食バイキングでの出来事です。

バイキングテーブルにある「焼きシャケ」が食べたかったんです。

けれど、テーブルのお皿の上段にあり、手が届きませんでした。

「食べたいけど、食べられない。」

今までのボクならば、仕方ない、他のものを食べて我慢しよう。

と諦めていたのですが、

今回は、道行く人たちに

勇気を持って「ちょっと助けて」と声をかけることが目的の旅なので

近くに座って朝食を食べていた人生の先輩のご夫婦の奥様と目が合ったので、

ちょっと勇気を出してみることにしました。

「すみません。ちょっとシャケをとって頂けませんか?」

すると、「もちろんよ!(笑顔)」とすんなりとって頂きました。

実は内心、ちょっとドキドキしておりました。

「ありがとうございます。」

朝食バイキングにて。
岡田ご夫婦と。寝起きのため写真を撮る予定は無く、髪ボザボザな寺田。

そのまま隣のテーブルで朝食をとることに。

そしてご夫婦と話が弾み、ひょんなことから

富士山を観光しようと思っているんです!

と話すと

話が弾んだ勢いで

「私たちもちょうど富士山に行きたかったから、一緒にレンタカーを借りて行く?」

まさかそのような展開になるとは思っておらずビックリしました。

お言葉に甘えてご一緒させて頂くことに。

本当にありがとうございます。

そして富士山が観えるスポットまで向かいました。

途中に出会った女子三人組も交えて富士山を背景に。

そこは、山道を通り、電車で行くには難しい場所でした。

もちろん徒歩(車イス)では坂道が多く、一人では行けない場所でした。

車イスはトランクに入れ、ボクは助手席に座りました。

道中に何度か休憩を取り、その度にご主人が車イスをトランクから降ろしてくれるのですが、

最初は「車イスのどこを持って降ろしたらいいの?」

と初めての経験に戸惑い気味でしたが、

帰り道には、「もう慣れたよ(笑)」と笑顔ですっと降ろしてくれ、サービスエリアでも、

「このスロープは急だよね?」などたくさんの発見があり、

感謝するのはボクの方なのに、

「君のおかげで1日が楽しかった、そして勉強になりました。」

とおっしゃって頂きました。(泣)

ありがとうございます。

富士山観光がご夫婦の HELPUSHによって、一人では絶対に味わえない経験をさせて貰いました。

今朝までは、名前も知らない他人同士だったのにも関わらず、

ご夫婦のお陰様で、

「一人」ではなく「ご夫婦と一緒に」に富士山まで行けたことが、ボクにとっての財産です。

そして富士山の写真を撮りました。

車イス目線から撮った富士山。

車イスに座ったまま観る富士山は、落下防止柵の間から顔を出していました。

富士山に行く途中のサービスエリアにて

富士山への道の途中で寄った本栖湖。

まだまだ旅は長く続きます。

ご夫婦の笑顔を思い出して、これからも旅を楽しみながら、頑張っていきたいと思います。


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